混成パーティーでのヒスロス
- 2021/10/21
- 01:10
今回のヒスロスはかなりモンスターが沸いているので、ポイント稼ぎのリソースには事欠きません。
ベーシックなやり方としてはやっぱり戦士でのプレイが多いと思いますが、友達などと戦士以外の職業の人とプレイするのもいいと思います。
特に一人だと金閣下を倒すのが難しいという人も、そこは勇気を出して、似たような人と小さなパーティーを作って挑戦するのもお勧めです。
基本、今回のヒスロスのような場所では暗黙の共闘が行われていますが、ポイントの分配はシステム任せになるので、アシストやサポートがボランティアっぽくなってきてしまうのが玉に瑕です。一番ダメージを与えた人より、ヒールした人や、デバフを使ってくれた人、バフをかけてくれた人のようなアシスト行為が勝利の鍵だったりすることは良くあることです。
パーティーを組んで分配方法を予め考えておけば、人によっては普段やり慣れない戦士を引っ張り出して、スキル構成に右往左往したり、マクロ作りも最初からという悩みもなくなるかもしれません。
期日まで、まだまだ時間はありますから、自分が今回のイベントに最も適したと思えるキャラクターで臨むのもいいとは思いますが、こういうことも最初からとなると大変なので、そんな誰かとパーティープレイでヒスロスを楽しむやり方を模索中です。
パーティープレイであれば、常にお互いがもつ技やアビリティーの恩恵を受けながら戦えるので、むしろ普段からメイジ、テイマー、あるいはバードを使い慣れている人は無理に戦士で挑戦しないほうがいいようにも思えます。
ただウルティマオンラインは、普段からソロの人は、パーティーを組むまでが高難度コンテンツだったりするのかもしれませんが……。
今回は運営サイドが「沸きをチャンピオンと同様にした」と言っているので、むしろこれは全フロアがチャンピオンエリア化したコンテンツであるとみなして挑んだほうがいい気がします。
■メンバーの構成によって狩場を選ぶ
何度か試したのですが、複数人で挑む場合、ヒスロスでは適した狩場はあると思います。
ダンジョン全体をチャンピオンエリア化したことにより、ダンジョンの構造そのものに地の利や特徴が生じました。(明らかな死地も生まれていますが……)

例えば1Fと3Fは構造的にパーティープレイ向きだと思います。
特に3Fは沸きが他の階よりも速く回転していることがあるので、狩り慣れしたベテランや友達とペアを組んだ戦士が多い印象です。
一方1Fは長い廊下が多いので、これを緊急時の離脱に利用したり、あるいは復帰の容易さから初級、中級の戦士の人や戦士以外の人も多いのが特徴です。ただ1Fはあまりパーティーでプレイしている人が多くいる印象がありません。金閣下がいつも入り口に引っ張られているのもそれが理由なのかなと思います。
フロア全体がやや広めではありますが、この1Fは混成パーティーでの狩りに適しているのではないかとみています。
上手くフロアの討伐状況をパーティーが制御できれば入り口がカオス化したり、2Fへのテレポーターにモンスターがたまったりする極端な状態が解消され、フロア全体をパーティー以外のソロの人たちも含めた安定した狩場になる可能性もあると思っています。
逆にソロでもいいかなと思うのは2Fです。
広い部屋もあるし、金閣下が出た時も他よりも、ほんのちょっとソロ環境を作りやすいかなと思いました。
4Fはソロでもパーティーでもどちらでもいいと思いますが、とにかく狭いので金閣下が出現した時にはちょっと面倒です。
通路はガーゴイルが多く沸きますが、ワイルドファイアウィスプやエルダーゲイザーも多くはないけれど出現するため、場所を選ぶ感じです。

しかし4Fの狭さはそのままパーティーでの連携のしやすさになるので、徒歩移動が多いテイマーの人は、環境さえ維持されれば楽かなと思いました。
■パーティープレイの指針
★パーティーキャンプ地の設定
フロアの交差点や中心など、アクセスのよい場所をキャンプ地にする。
ここは蘇生や金閣下の協力討伐点にしたりする。
・戦士~モンスターのクラウドコントロールとポイント集めの主役
戦士はなんのかんのでポイントがきやすいので、機動性を活かしてフロアを縦横に使ってポイントを稼ぐ。
ただ4人以上戦士がいるならばフロアをブロック分けして、持ち場がかぶらないようにする。
金閣下が出た場合は、処理が難しいか、あるいはキャンプ地に近い場合は連れてきてみんなでシェアする。
・テイマーはなるべく動かなくてよいようにする
テイマーは徒歩の人が多いので、機動力のある戦士に随行させると大変です。
なので、原則はキャンプ地の保全も含めた周囲での狩りが主目的になる。
・メイジ~戦士に随行するも良し、キャンプ地の保全でもよし。
メイジの人は、特に神秘呪文や織成呪文などが使えるとフロア内でいろいろな仕事がありそうです。
特に金閣下戦ではマススリープなどを利用して戦闘を有利にするのもよいことです。
あとは特に1Fなどで、壁の向こうに埋まったモンスターがいたらサンダーストームで倒すことで沸きを促進するのもいいと思います。
・バード~戦士に随行すると効果が大きい
特に沈静や煽動のマスタリーが使えれば金閣下だけでなく、大量のモブやパラゴンと戦士が戦闘するときに安定化が見込めます。
ただターゲットが移りやすいので、敵視切ったり、戦士も包帯などでケアする必要があるでしょう。
バッファーは戦闘の要。
■1フロアどのくらいの人数がパーティーの適正なのか

以前、3Fを8人と15人でやったことがありましたが、3Fブロックを東西の持ち場に分けていたとはいえ、やっぱり15人は多すぎで、効率曲線が8人よりもがくんと落ちてしまいました。モンスターはすぐに補充されるのですが、やっぱりフロアを分けるべきだったと思いました。
なんとなくですが、1フロアの適正パーティーでの人数(その他のソロプレイヤー含まないで)は7人以下くらいで、理想の目安としては戦士は4、テイマーやメイジ、バード枠で3くらいがいいのかもしれません。テイマーは一人はいたほうがいいかもしません。
役割としては、戦士が2対2に分かれてフロアの半分を担当し、キャンプ地にテイマーを置いて、金閣下が出たらメイジのマススリープか、バードの技でエネミーコントロールをするというやり方です。
その間に戦士がきて倒せば金閣下の戦果をシェアしつつ、またポイント集めに拍車をかけられるでしょう。
10人を越えるようなパーティーになった場合は、1Fパーティーと3Fパーティーに分けて、構成や数にもよりますが、戦士2~4人を3Fで、別パーティーはテイマー、メイジ、バードを中心にして、戦士2~4人くらいを1Fで巡回させる感じです。
パーティーを二つに分けた場合も、ポイントは合算してシェアすれば、沸きが極端に鈍かったり、あまりに激闘過ぎてミスが重なり上手く稼ぎが伸びなかったフロアでの活動も保証されるので、自分たちの役割やプレイに集中できるでしょう。
■パーティープレイではソロとは異なる効率があり、違う目的を目指すことが出来る
パーティープレイはソロとは違う効率や効果があります。
みんなといて、楽しければいいという部分はもちろん大事ですが、やっぱり一定上の効果や効率を見出すことが出来なければ、一緒にやる意義が薄くなってしまうからです。
なので、あまりに極端に非効率な状態は自分たちで調整していけないといけません。
もしパーティーで挑む場合、自分たち以外もたくさんダンジョン内に人がいる場合は、もっと細かく全フロアにパーティーを割り振ってもいいのかもません。その辺はまだ試していないですが、状況によってはパーティーでの効率曲線を極端に落とさないようフレキシブルにやり方を変えてもいいと思います。
※
ただこういう考え方も出雲のような極端に過密でないシャードだから出来そうなので、ダンジョンに入りきれないほどプレイヤーがいるというようなシャードは全然事情が違うのかもしれません。
ちなみにパーティープレイでは、プレイが上手いか下手かより、独りよがりではなく、他の人と一緒に頑張る気持ちがあるかどうかが一番大事だと思うので、そういう心構えがあれば自ずと向上心には繋がっていくとは思います。
なんでも最初から上手くやれることはありませんし、すべてを完全にできなくてもいいのです。そのためのパーティーなのだから。