ダイナミックチャンピオン-ブラッドスポーンを数日体験してみた [pub111]
- 2021/11/20
- 23:43
■Blood Spawn in homare
Pub111の新追加コンテンツ「Blood Spawn」がスタート。
コンテンツの導入がストーリーより先になったのが玉に瑕ですが、徳之諸島の誉島ゲートから西の荒地「Field of Echoes」にダイナミックチャンピオンが出現しています。なおテストセンターではイルシェナーのミスタスで、ボスはティラノサウルスだったのですが、案の定というか実際は別の内容となりました
何度かの挑戦とソロもやった上での感想です。
またここで述べる内容は出雲シャードのことで他のシャードでは内容が違う可能性もあります。
[出現モンスター]
・1段階
インプ
エンスレイブド ガーゴイル
(特徴)
特になし。
とにかくこの段階から参加してなるべく討伐数を稼いでおくといいんじゃないでしょうか。
ここのインプは総じてHPが多いので、たぶんオナーブルエクスキューションでワンショットキルできない。
・2段階
ファンダンサー
アーケインデーモン
(特徴)
ファンダンサーは反撃ダメージに注意。
また受け流しスキルもあるため集めすぎるとワールウィンドアタックが発動せず危機に陥るかも。
・3段階
オニ
デーモン赤
(特徴)
途中参加の場合、ここでなんとか成果をあげておきたい。
・4段階
バロンデーモン
ラバジャー (DOOMのLv1にいるもの)
(特徴)
ラバジャーは落馬があるため、騎乗動物をつぶされる危険もあり。
この段階はあっという間に終わってしまうため、ボス出現後に周囲にラバジャーが残っているといささか面倒。
・ボス
Anilem
※シャードによって異なるかもしれないが
出雲では
[テレポート]
攻撃しているプレイヤーの足元にテレポートしてくる。
[範囲ダメージ]
ハルアンカーの落馬&硬直ありの範囲ダメージ(予兆としてボスの色が変わり、地面に青い魔法のエフェクトがちらちらと出始める)
※ECの場合はFPSが40以上に設定されていると予兆の青いエフェクトは見えづらい。
[炎ダメージの床]
イオドーンのドラゴンタートル沸きの3段階に出てくるinfernusの死体のような炎のダメージ床を地面に発生させる。それほど広い範囲ではないが、離脱時やテレポートしたボスを追いかけようとすると複数の床を踏み連続ダメージを受ける。
ダメージを受けた際は頭上にメッセージが出る。
[範囲麻痺]
周囲にボスと戦うプレイヤーが多いと頻繁に発生する。
2秒しか発生しないが、その頻度は数秒おき。またAPBで解除しようとするとすぐ再度パラライズを受ける。
ほぼ確実に2秒、おとなしく麻痺らないと面倒。
ブラックソンダンジョンのローグなどと同様、ソロの場合はほとんど麻痺攻撃をしてこない。
もはやルート権を公平にばらまくためのギミックとしか思えないが、挑戦者をとにかくいら立たせる。
※ライフフォースダメージ反射などはないため、サムパイアでも安心して参加できる。
★ボスに攻撃可能な距離
このボスはちょっと離れたところからも近接攻撃が当たるのですが、なぜかかなり近接しないと攻撃があたらないことがあったり、めちゃくちゃ離れているのに攻撃が当たったりします。最大8マス離れていても攻撃が命中したことがあります。
とはいえ、離れたところから攻撃していても、自分のいる場所にテレポートしてもくるので、油断はできないです。ただ平均して5マス~7マスくらい離れたところから攻撃を当てることが出来るので、そういう場所を見つけて炎の尾や範囲攻撃を受けないように立ち回ることも出来ます。頻繁にくる麻痺攻撃がなぜか自分に連続でくることもあり、そういうときはあえて炎の尾を踏んだりして、回避できないものかと努力してみました。それが正しい行動だったのかはわかりませんが、再びある程度の頻度で攻撃できるようになったので、包帯戦士の人は自分巻きしながらやってみてもいいかもしれません。(実際なにが理由となって遠くからの距離でも攻撃可能になったのかはわかりません)
■報酬
・Mark of the Destroyer
腰装備 (ベルト)
入手制限なし(複数回入手可能)
・お面
4種類あり、それぞれ8つの背徳ワードが付くと思われる
■Blood Spawnで報酬を得るまで
【結論】理想としては、沸きの最初から最後まで参加し貢献を高め
ボス討伐認定を得ることが最も望ましい。
前回のダイナミックチャンピオン、「錬金術師の憎悪」であまりにわかりにくかった「伝承の書」の入手条件にかなりプレイヤーサイドから指摘があったためか、あらかじめこのチャンピオンについては「沸きの構築に貢献したプレイヤーが報酬が得られるようにする」と触れられていました。
イベントストーリーコンテンツですし「沸きの構築」への貢献が必要になるのは当然として、問題なのはテストセンターシャードでは何が貢献となるのかが具体的にわからないことでした。
今週頭にプロダクツシャードに導入されてから、私自身が数度にわたってこのチャンピオンに参加し、かつその際に参加した他のプレイヤーの実感なども聞き込みをした結果、この「沸きの構築」への貢献というのは、おそらく字義通りの意味なのだと腑に落ちました。
それは「チャンプの雑魚を倒す」です。
つまりボスだけ便乗してもだめということです。
要点はまとめると以下になります。
■報酬入手可否の要点
・1段階~4段階の沸きに参加しながら、祭壇のミニオンである雑魚モンスターを倒し、祭壇を進めるような行為認定を十二分に得ることで、ボス撃破時に報酬を得ることになる。
すでにボスが出現してしまった場合、もうその沸きでは雑魚を倒しても貢献認定は得られないように感じられます。
・沸きフェーズで得られる報酬入手の認定は、その時のチャンピオンのみのものとなる(たぶん)
つまり、ある沸きで討伐認定が不十分だったとしても、そこから加算して次の沸きに貢献は持ち越せないようです。貢献自体がその場限りものとなっているようで、ある沸きでベルトを得ていなくても、次の沸きではまた最初からがんばる必要があるようです。
・お面は参加のおまけのような要素(レアもあるらしい)。お面が出ていなくてもベルトは入手出来ることがある。(また逆にお面を複数もらえていてもベルトが入手出来ないこともある)
雑魚戦中にかなりの頻度でお面が出るかもしれせんが、これが出ていることがベルト入手の必要条件というわけではないようです。ただ「沸きの構築」認定を得るほどモンスターを倒すということは、このお面を複数入手している可能性は高いので、自分が報酬目標に対して努力しているかどうかの指標にはなるでしょう。ボスを討伐した瞬間にお面がバックに沸くこともありましたが、実際には雑魚討伐時にお面を入手する機会は多いですし、沸きが進むほどモンスターの必要討伐数も減るので、結局は序盤で入手しているケースが多いと思います。
・ボス撃破時にインビジ状態であっても、ボスから離れていても報酬のベルトは入手出来る。
どれくらいの距離まで有効かは試してはいませんが、当然ながらファセットが違うとか、あまりに遠く離れているとかではありません。常識の範囲内の距離感だと思ってください。だからHPが危ない時はボスから距離をとって逃げても大丈夫です。最後まで気を抜かずに身を守りましょう。
・前段階に出現した下位のモンスターを倒しても貢献認定にはなる。
現在進行中の祭壇において、蝋燭の進展の最大貢献とはならないかもしれませんが、2段階で1段階、3段階で2段階、4段階で3段階の下位モンスターを倒しても、ボスさえ出ていなければ貢献を重ねられるようです。ただ4段階に突入すると、もうボスがあっという間に出現してしまうので、4段階からの参加で一か八かの貢献を得るにはバロンデーモンかラバジャーを狙った方が確実かもしれません。
・(完全な推測)ひょっとしたら貢献認定は段階的な入手確率の上昇として機能しいるかもしれず(1段階からたくさんモンスターを倒していればほぼ確実な入手となるだろうが)、途中参加で祭壇構築貢献の多寡が生じているのであれば、入手出来たりできなかったりしてしまう場合もあるのかもしれない。
いろいろと試している中で不思議だったのは、途中参加でしたが絶対に貢献を得ていると思しきキャラクターにベルトがこないことがありました。同じように雑魚をそれなりに倒して、お面を1、2個はもっていて確実に貢献しているにも関わらず、なぜかベルトが来なかったという人もいるかもしません。だとすると、祭壇進行の貢献認定はオンオフで付与される入手の完全保証ではなく、戦闘貢献による漸次的なな入手確率の向上として機能している可能性も捨てきれません。しかしながら、祭壇進行に序盤から参加した人であれば、ある程度のモンスターを各段階で倒せていればベルトの入手は非常に容易いとは思います。ひょっとしたらその時は運悪く手に入らなかったというケースもあるかもしれません。しかし何度か挑戦しているうちに入手は出来ると思います。残念ながら前沸きの祭壇貢献は持ち越しも、そこからの実績蓄積も出来ないようですし、次の沸きが始まったら気持ちを切り替えて再チャレンジするしかありません。またあまりに報酬の入手条件に満たない状況が続くのであれば、根本的な戦術の見直しをしてもよいでしょう。
以上のことから、ボスさえ出現していなければ、どの段階から沸きに参加した場合でも、貢献認定に達するモンスターの討伐数があれば、ボス撃破時にベルトを入手する可能性はあるようです。序盤から参加している人はとにかく討伐貢献を重ねること、途中参加の人も諦めずに貢献認定をある程度得られそうな強いモンスターを狙ってみるなど、とにかく最後まであきらめずにやってみることをお勧めします。その時出来る最大のことをやってみるのが良いでしょう。
・沸きフェーズで十分な貢献認定を得ていても、家などで完全にログアウトしてしまうと報酬入手の権利を失う
キャラクターがシャード上から消えないような一時的なログアウトは問題ありませんが、完全にログアウトした状態があるとその沸きのボスを撃破してもベルトは来ませんでした。貢献認定はログイン中(シャードにキャラクターが存在している間だけ)なようなので、雑魚だけ倒して、その日はログアウトし、翌日ボスだけ討伐しようとしても報酬はでないようです。
・ボス撃破時に幽霊であっても蘇生後にベルトは入手できる。
雑魚フェーズの祭壇進展、またボス討伐の貢献認定を得ていれば、たとえ戦闘不能状態でも蘇生後に報酬であるベルトはもらえます。なので、無理をする必要はありませんが、ボス撃破時に幽霊になっていたことでベルトがこないのでは! などという心配やもやもやはしないでいいと思います。
・ボス戦では他者へのヒールのみでもベルトの報酬はもらえる。
最近は当たり前になってきましたが、ボス戦では直接ダメージを与えなくともヒールによってベルトの報酬はもらえました。
流石に沸きフェーズの雑魚戦までもヒールで貢献認定を受けるのは確かめるのが難しくてできませんでした。ですが正直、そんな消極的な態度よりエナジーボルテックスでも出した方がいいと思います。
・(実験からの推測)武勇の徳を使った祭壇進行は貢献にはならないと思う。
祭壇の蝋燭進行による貢献認定はあくまでモンスターの撃破にかぎるのかもしれません。
一回しか試してないのでわかりませんが、そうだとしても当然といえば当然の事だとは思います。
他にちゃんとモンスターを倒して進めている人がいるので、みんなと同じ努力をする必要はあるでしょう。
■活動適性
・戦士 ★★★★★
安定の入手率の高さ。
ボス戦時に炎の床ダメージや範囲攻撃を受けたくない人は、弓や投擲などで挑む人もいる。
サムパイア(白豚)や包帯戦士、場合によっては純戦士でもいけるのではないだろうか。
・テイマー ★★★☆☆
範囲攻撃ペットがあれば割と簡単に条件を達成できると思う。(実際できた)
あまり敵集団の深くにいきすぎないように注意しよう。
・メイジ ★★☆☆☆
ボス戦では活躍できそうだが、雑魚の討伐を稼ぎ、報酬入手条件を達成するのは、参加人数が多いと厳しいかもしれない。特に範囲魔法などを使う際はファンダンサーの反撃ダメージに注意。
雑魚戦からボスまでをずっと他者へのヒールだけで通しボス討伐報酬を得るのは困難なため、沸きフェーズで雑魚を直接撃破することにより討伐貢献を十分に得る必要がある。ボスの討伐認定は他者へのヒールでもルート権取得可能で、褒章のベルトも得られる。しかし、ボスからのルート権取得はともかく、沸きフェーズ中になんとかミニオンを倒し、祭壇進展の構築認定を得るのが一番の課題であろう。
またボスにはマススリープやワードオブデスが有効。
■プレイした感想
・人数が多いと数分で終わってしまう。
・祭壇が再起動するまでの待ち時間のほうが長い。(祭壇再起動に約30分のインターバルがある)
・少人数(ソロ含む)でも完遂可能だがボスの撃破に時間がかかる。
・すごくカンタン!
今回のダイナミックチャンピオンは分かりやすいので、前回の伝承のページの入手問題のように報酬でフラストレーションを感じることはないとも追います。報酬も全く魅力がないわけではないので、周回して複数個入手したいひともいるでしょう。
沸き自体も難しくなく、戦士ならば冷気斧に悪魔特効があれば初級中級の戦士でも楽しめると思います。
しかし、導入序盤で他シャードからも人が来たりパワープレイヤーが何人もいる場合は、ボスまであっという間に駆け抜けてしまい、全く「沸き構築への貢献」条件を達成できずに終わってしまうことも多いでしょう。
では、人がいない時間帯にソロのほうがいいのかというとそうでもなく、沸きを進めることもボス自体も難しくないのですが、とにかく時間がかかると思います。主にボス戦が長くなるでしょう。ソロでも良い点を挙げると、ボスのパラライズ攻撃がほとんどなくなることです。ブラックソンダンジョンのローグキャプテン同様、討伐プレイヤーが周囲に多いと範囲パラライズが頻繁に来るため、近接戦士はイライラする状況です。(といえども、それくらいの制限をしておかないと、あっという間にボスが蒸発してしまうので、報酬入手に必要な貢献認定がその沸き限定であるとすると、ボスがあっという間に倒されてしまった場合、多くの人がベルト入手機会を失うことになりかねないからかもしれません)
つまり、このチャンピオンはなるべく、それなりの人員で1段階から参加して沸き構築(進行)に貢献し、参加している沸きのボスを倒し、もらえるものはその場でもらっておくのが良いようです。
ヒスロスのトレジャーオブデモニックフォースと並行なのでプレイヤーの分散が心配だったのですが、このチャンピオン自体はかぶってもでもさしてヒスロスに大きな影響はないかもしれません。
いま人が殺到してベルトが入手できないという人もいるかもしれませんが、あまり焦らずある程度落ち着いてきたら、そのうち自然に自分に必要な数を確保できるのではないかと思います。
コンテンツに人がこなくなった時は、なるべく最初の段階からヘルプチャットなどで参加者を募ってみてもいいでしょう。
(ボス直前で人を呼んでも誰も来ない可能性があるので、そこは複数回の挑戦を計画してみるなど、参加してくれる人への配慮をしましょう……。自分に得なことだけをやろうとしても人はなかなか来てくれないかもしれません)
今回のダイナミックチャンピオンは、報酬入手の敷居を下げたうえで、プレイヤーにしっかりキャラクターを操作してもらい攻略してほしかったのではという感じはします。しかし、現状は思った以上に少しその辺の予想が上手く機能しなかったのか、あるいは想定通りなのかはわかりませんが、沸きフェーズが高速で終わるだけでなく、ボスも面白いギミックがあるにも関わらず、少人数だとボス戦がただ時間がかかるだけの単調な案山子になってしまったり、人数が多いとパラライズが延々と続いたりという、両極端に面倒という印象を持たれてしまったかもしれません。手探りで難易度の調整をしているのかもしれませんが、個人的には悪くないコンテンツだという感想を持ちました。今後の発展にも期待したいところです。
しかしバトルの密度はともかく、今回のコンテンツはほとんどの人に公平、かつ簡単で、わかりやすいものなので、ベルト装備を持っていない人にはそこそこ有用なデーモンベルトを何個か手に入れるよい機会となるでしょう。

Pub111の新追加コンテンツ「Blood Spawn」がスタート。
コンテンツの導入がストーリーより先になったのが玉に瑕ですが、徳之諸島の誉島ゲートから西の荒地「Field of Echoes」にダイナミックチャンピオンが出現しています。なおテストセンターではイルシェナーのミスタスで、ボスはティラノサウルスだったのですが、案の定というか実際は別の内容となりました
何度かの挑戦とソロもやった上での感想です。
またここで述べる内容は出雲シャードのことで他のシャードでは内容が違う可能性もあります。
[出現モンスター]
・1段階
インプ

エンスレイブド ガーゴイル

(特徴)
特になし。
とにかくこの段階から参加してなるべく討伐数を稼いでおくといいんじゃないでしょうか。
ここのインプは総じてHPが多いので、たぶんオナーブルエクスキューションでワンショットキルできない。
・2段階
ファンダンサー

アーケインデーモン

(特徴)
ファンダンサーは反撃ダメージに注意。
また受け流しスキルもあるため集めすぎるとワールウィンドアタックが発動せず危機に陥るかも。
・3段階
オニ

デーモン赤

(特徴)
途中参加の場合、ここでなんとか成果をあげておきたい。
・4段階
バロンデーモン

ラバジャー (DOOMのLv1にいるもの)

(特徴)
ラバジャーは落馬があるため、騎乗動物をつぶされる危険もあり。
この段階はあっという間に終わってしまうため、ボス出現後に周囲にラバジャーが残っているといささか面倒。
・ボス
Anilem

※シャードによって異なるかもしれないが
出雲では
[テレポート]
攻撃しているプレイヤーの足元にテレポートしてくる。
[範囲ダメージ]

ハルアンカーの落馬&硬直ありの範囲ダメージ(予兆としてボスの色が変わり、地面に青い魔法のエフェクトがちらちらと出始める)
※ECの場合はFPSが40以上に設定されていると予兆の青いエフェクトは見えづらい。
[炎ダメージの床]

イオドーンのドラゴンタートル沸きの3段階に出てくるinfernusの死体のような炎のダメージ床を地面に発生させる。それほど広い範囲ではないが、離脱時やテレポートしたボスを追いかけようとすると複数の床を踏み連続ダメージを受ける。

ダメージを受けた際は頭上にメッセージが出る。
[範囲麻痺]
周囲にボスと戦うプレイヤーが多いと頻繁に発生する。
2秒しか発生しないが、その頻度は数秒おき。またAPBで解除しようとするとすぐ再度パラライズを受ける。
ほぼ確実に2秒、おとなしく麻痺らないと面倒。
ブラックソンダンジョンのローグなどと同様、ソロの場合はほとんど麻痺攻撃をしてこない。
もはやルート権を公平にばらまくためのギミックとしか思えないが、挑戦者をとにかくいら立たせる。
※ライフフォースダメージ反射などはないため、サムパイアでも安心して参加できる。
★ボスに攻撃可能な距離

このボスはちょっと離れたところからも近接攻撃が当たるのですが、なぜかかなり近接しないと攻撃があたらないことがあったり、めちゃくちゃ離れているのに攻撃が当たったりします。最大8マス離れていても攻撃が命中したことがあります。
とはいえ、離れたところから攻撃していても、自分のいる場所にテレポートしてもくるので、油断はできないです。ただ平均して5マス~7マスくらい離れたところから攻撃を当てることが出来るので、そういう場所を見つけて炎の尾や範囲攻撃を受けないように立ち回ることも出来ます。頻繁にくる麻痺攻撃がなぜか自分に連続でくることもあり、そういうときはあえて炎の尾を踏んだりして、回避できないものかと努力してみました。それが正しい行動だったのかはわかりませんが、再びある程度の頻度で攻撃できるようになったので、包帯戦士の人は自分巻きしながらやってみてもいいかもしれません。(実際なにが理由となって遠くからの距離でも攻撃可能になったのかはわかりません)
■報酬
・Mark of the Destroyer

腰装備 (ベルト)
入手制限なし(複数回入手可能)
・お面

4種類あり、それぞれ8つの背徳ワードが付くと思われる
■Blood Spawnで報酬を得るまで
【結論】理想としては、沸きの最初から最後まで参加し貢献を高め
ボス討伐認定を得ることが最も望ましい。

前回のダイナミックチャンピオン、「錬金術師の憎悪」であまりにわかりにくかった「伝承の書」の入手条件にかなりプレイヤーサイドから指摘があったためか、あらかじめこのチャンピオンについては「沸きの構築に貢献したプレイヤーが報酬が得られるようにする」と触れられていました。
イベントストーリーコンテンツですし「沸きの構築」への貢献が必要になるのは当然として、問題なのはテストセンターシャードでは何が貢献となるのかが具体的にわからないことでした。
今週頭にプロダクツシャードに導入されてから、私自身が数度にわたってこのチャンピオンに参加し、かつその際に参加した他のプレイヤーの実感なども聞き込みをした結果、この「沸きの構築」への貢献というのは、おそらく字義通りの意味なのだと腑に落ちました。
それは「チャンプの雑魚を倒す」です。
つまりボスだけ便乗してもだめということです。
要点はまとめると以下になります。
■報酬入手可否の要点
・1段階~4段階の沸きに参加しながら、祭壇のミニオンである雑魚モンスターを倒し、祭壇を進めるような行為認定を十二分に得ることで、ボス撃破時に報酬を得ることになる。
すでにボスが出現してしまった場合、もうその沸きでは雑魚を倒しても貢献認定は得られないように感じられます。
・沸きフェーズで得られる報酬入手の認定は、その時のチャンピオンのみのものとなる(たぶん)
つまり、ある沸きで討伐認定が不十分だったとしても、そこから加算して次の沸きに貢献は持ち越せないようです。貢献自体がその場限りものとなっているようで、ある沸きでベルトを得ていなくても、次の沸きではまた最初からがんばる必要があるようです。
・お面は参加のおまけのような要素(レアもあるらしい)。お面が出ていなくてもベルトは入手出来ることがある。(また逆にお面を複数もらえていてもベルトが入手出来ないこともある)
雑魚戦中にかなりの頻度でお面が出るかもしれせんが、これが出ていることがベルト入手の必要条件というわけではないようです。ただ「沸きの構築」認定を得るほどモンスターを倒すということは、このお面を複数入手している可能性は高いので、自分が報酬目標に対して努力しているかどうかの指標にはなるでしょう。ボスを討伐した瞬間にお面がバックに沸くこともありましたが、実際には雑魚討伐時にお面を入手する機会は多いですし、沸きが進むほどモンスターの必要討伐数も減るので、結局は序盤で入手しているケースが多いと思います。
・ボス撃破時にインビジ状態であっても、ボスから離れていても報酬のベルトは入手出来る。
どれくらいの距離まで有効かは試してはいませんが、当然ながらファセットが違うとか、あまりに遠く離れているとかではありません。常識の範囲内の距離感だと思ってください。だからHPが危ない時はボスから距離をとって逃げても大丈夫です。最後まで気を抜かずに身を守りましょう。
・前段階に出現した下位のモンスターを倒しても貢献認定にはなる。
現在進行中の祭壇において、蝋燭の進展の最大貢献とはならないかもしれませんが、2段階で1段階、3段階で2段階、4段階で3段階の下位モンスターを倒しても、ボスさえ出ていなければ貢献を重ねられるようです。ただ4段階に突入すると、もうボスがあっという間に出現してしまうので、4段階からの参加で一か八かの貢献を得るにはバロンデーモンかラバジャーを狙った方が確実かもしれません。
・(完全な推測)ひょっとしたら貢献認定は段階的な入手確率の上昇として機能しいるかもしれず(1段階からたくさんモンスターを倒していればほぼ確実な入手となるだろうが)、途中参加で祭壇構築貢献の多寡が生じているのであれば、入手出来たりできなかったりしてしまう場合もあるのかもしれない。
いろいろと試している中で不思議だったのは、途中参加でしたが絶対に貢献を得ていると思しきキャラクターにベルトがこないことがありました。同じように雑魚をそれなりに倒して、お面を1、2個はもっていて確実に貢献しているにも関わらず、なぜかベルトが来なかったという人もいるかもしません。だとすると、祭壇進行の貢献認定はオンオフで付与される入手の完全保証ではなく、戦闘貢献による漸次的なな入手確率の向上として機能している可能性も捨てきれません。しかしながら、祭壇進行に序盤から参加した人であれば、ある程度のモンスターを各段階で倒せていればベルトの入手は非常に容易いとは思います。ひょっとしたらその時は運悪く手に入らなかったというケースもあるかもしれません。しかし何度か挑戦しているうちに入手は出来ると思います。残念ながら前沸きの祭壇貢献は持ち越しも、そこからの実績蓄積も出来ないようですし、次の沸きが始まったら気持ちを切り替えて再チャレンジするしかありません。またあまりに報酬の入手条件に満たない状況が続くのであれば、根本的な戦術の見直しをしてもよいでしょう。
以上のことから、ボスさえ出現していなければ、どの段階から沸きに参加した場合でも、貢献認定に達するモンスターの討伐数があれば、ボス撃破時にベルトを入手する可能性はあるようです。序盤から参加している人はとにかく討伐貢献を重ねること、途中参加の人も諦めずに貢献認定をある程度得られそうな強いモンスターを狙ってみるなど、とにかく最後まであきらめずにやってみることをお勧めします。その時出来る最大のことをやってみるのが良いでしょう。
・沸きフェーズで十分な貢献認定を得ていても、家などで完全にログアウトしてしまうと報酬入手の権利を失う
キャラクターがシャード上から消えないような一時的なログアウトは問題ありませんが、完全にログアウトした状態があるとその沸きのボスを撃破してもベルトは来ませんでした。貢献認定はログイン中(シャードにキャラクターが存在している間だけ)なようなので、雑魚だけ倒して、その日はログアウトし、翌日ボスだけ討伐しようとしても報酬はでないようです。
・ボス撃破時に幽霊であっても蘇生後にベルトは入手できる。

雑魚フェーズの祭壇進展、またボス討伐の貢献認定を得ていれば、たとえ戦闘不能状態でも蘇生後に報酬であるベルトはもらえます。なので、無理をする必要はありませんが、ボス撃破時に幽霊になっていたことでベルトがこないのでは! などという心配やもやもやはしないでいいと思います。
・ボス戦では他者へのヒールのみでもベルトの報酬はもらえる。
最近は当たり前になってきましたが、ボス戦では直接ダメージを与えなくともヒールによってベルトの報酬はもらえました。
流石に沸きフェーズの雑魚戦までもヒールで貢献認定を受けるのは確かめるのが難しくてできませんでした。ですが正直、そんな消極的な態度よりエナジーボルテックスでも出した方がいいと思います。
・(実験からの推測)武勇の徳を使った祭壇進行は貢献にはならないと思う。
祭壇の蝋燭進行による貢献認定はあくまでモンスターの撃破にかぎるのかもしれません。
一回しか試してないのでわかりませんが、そうだとしても当然といえば当然の事だとは思います。
他にちゃんとモンスターを倒して進めている人がいるので、みんなと同じ努力をする必要はあるでしょう。
■活動適性
・戦士 ★★★★★
安定の入手率の高さ。
ボス戦時に炎の床ダメージや範囲攻撃を受けたくない人は、弓や投擲などで挑む人もいる。
サムパイア(白豚)や包帯戦士、場合によっては純戦士でもいけるのではないだろうか。
・テイマー ★★★☆☆
範囲攻撃ペットがあれば割と簡単に条件を達成できると思う。(実際できた)
あまり敵集団の深くにいきすぎないように注意しよう。
・メイジ ★★☆☆☆
ボス戦では活躍できそうだが、雑魚の討伐を稼ぎ、報酬入手条件を達成するのは、参加人数が多いと厳しいかもしれない。特に範囲魔法などを使う際はファンダンサーの反撃ダメージに注意。
雑魚戦からボスまでをずっと他者へのヒールだけで通しボス討伐報酬を得るのは困難なため、沸きフェーズで雑魚を直接撃破することにより討伐貢献を十分に得る必要がある。ボスの討伐認定は他者へのヒールでもルート権取得可能で、褒章のベルトも得られる。しかし、ボスからのルート権取得はともかく、沸きフェーズ中になんとかミニオンを倒し、祭壇進展の構築認定を得るのが一番の課題であろう。
またボスにはマススリープやワードオブデスが有効。
■プレイした感想
・人数が多いと数分で終わってしまう。
・祭壇が再起動するまでの待ち時間のほうが長い。(祭壇再起動に約30分のインターバルがある)
・少人数(ソロ含む)でも完遂可能だがボスの撃破に時間がかかる。
・すごくカンタン!
今回のダイナミックチャンピオンは分かりやすいので、前回の伝承のページの入手問題のように報酬でフラストレーションを感じることはないとも追います。報酬も全く魅力がないわけではないので、周回して複数個入手したいひともいるでしょう。
沸き自体も難しくなく、戦士ならば冷気斧に悪魔特効があれば初級中級の戦士でも楽しめると思います。
しかし、導入序盤で他シャードからも人が来たりパワープレイヤーが何人もいる場合は、ボスまであっという間に駆け抜けてしまい、全く「沸き構築への貢献」条件を達成できずに終わってしまうことも多いでしょう。
では、人がいない時間帯にソロのほうがいいのかというとそうでもなく、沸きを進めることもボス自体も難しくないのですが、とにかく時間がかかると思います。主にボス戦が長くなるでしょう。ソロでも良い点を挙げると、ボスのパラライズ攻撃がほとんどなくなることです。ブラックソンダンジョンのローグキャプテン同様、討伐プレイヤーが周囲に多いと範囲パラライズが頻繁に来るため、近接戦士はイライラする状況です。(といえども、それくらいの制限をしておかないと、あっという間にボスが蒸発してしまうので、報酬入手に必要な貢献認定がその沸き限定であるとすると、ボスがあっという間に倒されてしまった場合、多くの人がベルト入手機会を失うことになりかねないからかもしれません)
つまり、このチャンピオンはなるべく、それなりの人員で1段階から参加して沸き構築(進行)に貢献し、参加している沸きのボスを倒し、もらえるものはその場でもらっておくのが良いようです。
ヒスロスのトレジャーオブデモニックフォースと並行なのでプレイヤーの分散が心配だったのですが、このチャンピオン自体はかぶってもでもさしてヒスロスに大きな影響はないかもしれません。
いま人が殺到してベルトが入手できないという人もいるかもしれませんが、あまり焦らずある程度落ち着いてきたら、そのうち自然に自分に必要な数を確保できるのではないかと思います。
コンテンツに人がこなくなった時は、なるべく最初の段階からヘルプチャットなどで参加者を募ってみてもいいでしょう。
(ボス直前で人を呼んでも誰も来ない可能性があるので、そこは複数回の挑戦を計画してみるなど、参加してくれる人への配慮をしましょう……。自分に得なことだけをやろうとしても人はなかなか来てくれないかもしれません)
今回のダイナミックチャンピオンは、報酬入手の敷居を下げたうえで、プレイヤーにしっかりキャラクターを操作してもらい攻略してほしかったのではという感じはします。しかし、現状は思った以上に少しその辺の予想が上手く機能しなかったのか、あるいは想定通りなのかはわかりませんが、沸きフェーズが高速で終わるだけでなく、ボスも面白いギミックがあるにも関わらず、少人数だとボス戦がただ時間がかかるだけの単調な案山子になってしまったり、人数が多いとパラライズが延々と続いたりという、両極端に面倒という印象を持たれてしまったかもしれません。手探りで難易度の調整をしているのかもしれませんが、個人的には悪くないコンテンツだという感想を持ちました。今後の発展にも期待したいところです。
しかしバトルの密度はともかく、今回のコンテンツはほとんどの人に公平、かつ簡単で、わかりやすいものなので、ベルト装備を持っていない人にはそこそこ有用なデーモンベルトを何個か手に入れるよい機会となるでしょう。